トウキビの収穫 草刈り

借りた畑のトウキビが、いよいよいい感じになってきた。30本ほど取って同じく畑の芋と共に東京4箇所に送った。スイカ一個の残りをゼリーにして、いただいた巨峰はコンポートにして保存した。芋は代わりに掘って届けてもらったお礼にブドウをお届けに行った。

そして、今日はやっと購入した草はらい機が届いた。研修生時代、嫌という程草刈りをしたのですっかり経験者である。BOSCHのコード式のものを選んだ。こっちは公営住宅といえどもほどほど庭がある。畑をやっている人がいるくらいだからほどほどな広さだ。一年中いろいろな花が咲くので、放置していたが、今年は雑草が多くチャンシーが鎌で刈っていたらしいが、いよいよ草はらい機を買ってみようということになった。5年ぶりだが腕は衰えていない。何しろ散々やったから。コード式、ノコ刃どっちも使える。そこではエンジン式のものだったので紐スターターでエンジンもかけられる。(これは昔乗っていたキック式の原付のエンジンをかけていたのでコツはつかめていたから)今回は、家庭用なのでモーターは下についていて交流式なので長いコードが付いている。あっという間に庭が綺麗になり、同時にいろんなストレスも解消した。

モーターが下についているのと、家庭用なので肩紐がないので腕の負担が違うがこっちの方がサイズも小さく楽々だった。コツは上のほうを刈ってから根元を刈る二段階でやると結構綺麗に刈れる。腕は大きく動かすのがいい。こまめにちょこちょこやると疲れるだけであんまり綺麗にはならない。これで庭を綺麗にして焼肉くらいはやりたいがコロナウイルスで娘が来ないのが残念である。

今日は休日ながらよく働いたのである。

研修生 春(2015)そして…

いよいよ研修生生活も残り少なくなってきた。この研修生ってなんだったんだろうと思う。結局は何かのプラン(助成金企画)で人を置いておかなければいけないってことだったんだろうなあと今は思う。北海道はあっちもこっちもいろんな助成金企画があるからね〜。まあ、そこを埋めたおかげで今があるわけだし、どうこういっても始まらない。結局は移住のきっかけに過ぎないのだから。あそこのオーナーは高齢で病気もあったので、すでに亡くなって久しい。思い出はいろいろあって良い経験をさせてもらったと思っている。友人は、街中で出会ったりたま〜に訪ねて行ったりするくらい。彼女がガーナに住んでいてSkypeしてた頃の方が付き合いは濃かったかもしれないが、近いとなかなかいかないものである。

チャンシーもそろそろ仕事を探していた。3月から、ちょうどよく、介護施設のドライバーの口が見つかってそこに決まった。私は、思いついた。ここで溶け込む&生活が安定するには大きいところ、有名なところにしようと。豆をよりながらいろいろ作戦を練っていた。まあ最初の話とは大きく違い、いろいろあった研修生生活だったが、個人的には焚き火ざんまいでそれなりに楽しかったし、心機一転、ここでの生活をエンジョイしよう。

大樹町で一番有名で大きな工場は予想通り働き手を募集していた。あのチーズ工場である。研修生が3月末、面接に行ったら4月頭から来て欲しいとのこと…その間二日しかない…まあいいや。工場なので9時~5時を想像していたら、なんと早番は5:30出勤…。遅番は夜の10時までってのがある。まあ、やってみないとわからないので入ってみた。慣れるまでは、イジメられたりしたけど、なんでもこなせるようにあれもこれもと引き受けて、のし上がった。ここでよそ者の私が上手くやってくためには、決して深入りしないこと。常に傍観者の立場でいること。深入りはしないけどフレンドリーな立場でいること。勤務時間はきっちり守ること。その辺がうまくいくとなんとなく、だんだん馴染んでくる。イジメられることはもはや無くなった。入った時にバリバリだった人たちも定年を迎えシルバー派遣社員として復帰しているが出勤日は少ない。私世代は中堅になってきた。

こういう生活をしていると一週間があっという間で日にちも曖昧になるので、チャンシーに合わせて日曜は休むことにしている。(会社にお任せだと4日おきくらいに休みだけど)今もそこに勤めている。ペースも出来上がったがそろそろな感じもする。

契約社員とはいっても人生初めての社員生活。ボーナスも初めてもらった。

これからのこと、これからもよく考えていかないといけないなあ…とぼんやり思う今日この頃。ついては、研修生のまとめ的にこの記事を書いてみた。

ここ数年で、いかにも田舎スーパーだったスーパーマーケットがコープさっぽろの店舗になり、ローソンができてサツドラができて、来た頃とは随分違ってきた。フランスパンもそれなりにいいものが焼けるようになったのでパン屋もいらなくなり、食材が豊富に手に入ることとネットでスパイスなどをお取り寄せして美味しいものを満喫している。ここは車社会なのでもう一台の車は趣味と実益を兼ねたやつにしてsmart(二人乗り)からホンダビートと乗って楽しい奴にした。ビートはオープンカーなので楽しい。

幸いなことに田舎なので新型コロナの影響もあまりない。マスク必須とか公共の施設閉鎖でパンロゴクラブ がなかなかできないというのはあるが。どこそこで、患者が出たらしい…その程度だ。

ストーブと風呂がまも古〜いのがついていたが新調して住まいも快適だ。

畑の様子

数年前からすぐ近く(といっても車で数分)の畑を友人と共同で借りてトウモロコシやカボチャ、だいこんなどを育てている。とはいっても会員は年会費を払って一部好きなものを植え、トウモロコシ、カボチャ、ズッキーニ、枝豆などは共通なので、収穫時にかくじ収穫するというゆるい畑である。カボチャは一軒につき野菜コンテナ二つくらいくるので冬中楽しめる。つい最近まで我が家はズッキーニ祭り状態だった。ただ、だいこんはタネを選び、自分で植えて収穫している。自家製たくあんを作るためだ。今年はちょっと遅い種まきだったのでどうなるかと思うが、多少育ちが悪くても自分で作ったたくあんは美味しい。

たくあん用のタネが手に入らずネットで買って、到着を待った。昨日は早番で、帰ると届いていたので大急ぎまいてきた。トウモロコシはもうすぐ収穫できそうだ。畑があるとズッキーニの花も手に入るので毎年美味しくいただいている。(花を食べるのはうちだけなだが、あまりとると収穫に影響するのでほどほどに)

新型コロナウイルスのため娘が十勝に来られないので、トウモロコシは送ってやろう。逢いたいけど来られない。美味しいものをたくさん用意できるんだけどな〜。

研究生 冬(2015)

冬がいよいよ近づいてきた。畑に残っている作物をせっせと収穫しては一輪車で母屋に運ぶ。豆を干す。切干しの製作。雪に備えて外に出ているベンチなどの片付け、壊れているベンチの解体。薪を巻き小屋に運ぶ。薪割りも機械を使うと言っても薪サイズの丸太は重かった。うまく工夫して転がしながらせっせと割って積み上げた。そうこうしているうちに雪が降った。雪はコテージの屋根から落ちてデッキにたまり凍った。マイナス20度を下回る大樹町の冬が来た。雪が積もると森にも畑にも入れない。ムロから大根を出して切干しをせっせと作った。夏のバーベキュー施設が作業場になった。デッキの氷割りも少しづつやった。で、初めてしもやけになった。氷は少しづつしか割れず半日やってもデッキの半分しか割れなかった。綺麗にしてもすぐまた凍る。冬用の長靴に分厚い靴下を履いてもしもやけに悩まされた。ここのオーナーが入院したため、一度だけだが雪かきのためにタイヤショベルにも乗った。敷地内なら免許はいらない。

冬はコテージにも泊り客はほとんど来ない。だんだん仕事もなくなってきた。雪が屋根から落ちるとそれをどけたり、切干し作りばかりしていた。息抜きの枝拾いもなく焚き火もできなくなったので残念だ。燃やすゴミをせっせと集めて小さい焚き火で燃やした。

そんな中、出向のの話が来た。

私が研修生としてやっている事業の共同参加者が、尾田地域で豆よりの人出を探していた。ここに来る前に聞いていた話では、農業部門の共同参加者がいるがどうも意見の相違で決裂していたとか。それで、今年はここの人たちだけだけで畑をやっていたと聞いていたので意外だった。何度か姿を見かけたことがある程度で、ほとんど面識はなかった。まあ、研修期間は3月いっぱいまでだ。家からは車で20分くらいだし、数ヶ月そちらに行ってもいいだろう。違うことができるから面白いのかも…。

それから、尾田地域での豆よりの毎日が始まった。

朝、鍵を開け、誰もいない工房で袋から豆を出し選んでいく。シーツを広げた机の上に山にして、少しづつ手で選っていく。それの繰り返し。ラジオが入りにくいのでスマホのネットラジオをかけて、ひたすら選る。もう1人のスタッフが後から来て、しばらくすると昼飯。合間にここのオーナーが顔を出し、私よりも早くその2人は帰る。それから二時間あまり作業をして、戸締りをして帰る。時々、いなきびや豆の袋詰め。そんなことの繰り返しだったが、ラジオで北海道のことが色々わかってきたりして、単純な作業だが意外に豆よりは楽しかった。ただし、ここも寒く暮れに近づくと暖房を入れてもやっぱりしもやけになった。分厚いスリッパの下に防寒ソックスを重ねばきして寝る前にしもやけクリームを塗って寝るのが日課だった。

暮れには黒豆を少しもらって正月用にした。ここに通っている間、何度か激しく雪が降った。朝行くと工房には入れないほど積もっていて、車からスコップを出して雪かきして入ったこともあった。道路は吹雪のようになってホワイトアウトというのも経験した。(結構怖かった)

こうして、年の瀬になっていった。

年が明けてからだが、一度だけ、味噌作りをやった。麹も麹菌を米にふりかけ、麹室で作った本格的な味噌だった。その時の味噌がまだ家にあるが、三年を経てなかなかいい味噌になった。

山ちゃん&柏林公園祭りです

 

%e5%b1%b1%e3%81%a1%e3%82%83%e3%82%939/17は、帯広近くの十勝ヒルズで、古い友人の山北紀彦(山ちゃん)とママドゥ・ローのアフリカンドラムユニット「SAFAIKO」&ケニアのンゴマ奏者の「大西匡哉」さんのライブに行ってきた。山ちゃんとは佐渡のアースセレブレーションであって以来の友人であり、山ちゃんが函館に住んでいた時は、東京でツアーに来るとうちに寄ってくれたりしていたが、ここ何年も会っていなかった。大樹町のパンロゴクラブのメンバーから毎年帯広でライブをやっているというのを聞き、(この人が、山ちゃんの友人だった)今年こそはと行って久しぶりに太鼓を聞いて話もしてきた。ママドゥと大西さんも以前会ったことがあり、二人とも覚えていてくれた。大西さんは、以前パンロゴクラブに訪ねてきてくれたンゴマ奏者 Tさんからパンロゴのリズムを教わっており、パンロゴのこともよく知っているという。山ちゃんに至っては10年くらい前だろうかパンロゴクラブで一緒に歌った歌を覚えていて、会場で休憩時間に盛り上がった。演奏は素晴らしく、ンゴマと山ちゃんのドラムのベース音がいい感じで、そこにママドゥのジャンベとサバールのソロ。おなじみの山ちゃんソングも懐かしい。会場まで行くのに少し迷ったが、無事開始前に到着して、全部見ることができた。そして、なにより、十勝にアフリカン好きがたくさんいるのに驚いた。帯広で有名なパーカッショニストフッチーさんともお友達になれて、またまた広がりそうな予感。そして、なにより、わたしがやる気になってきた。

 

9/18
%e6%88%a6%e5%88%a9%e5%93%81次の日は、午後から仕事だったが、柏林公園まつりだ。あいにくの雨だったがすぐ近所なので歩いて行った。雨だから一が少ないと思いきやお目当てのものに並ぶ大勢の大樹町民。大樹肉牛の安売りとアキアジもあるのだ。去年はパンロゴクラブ勧誘のため太鼓を持って行ってお試しコーナーをやっていたので、何も買えなかった。今年は雨で人は少ないらしい。並べば買えそうだ。

で、こんなにゲットしてきた。

 

%e5%a4%a7%e3%81%8d%e3%81%95

秋鮭の大きさ….。これが1000円である。浜に行って釣る人もいるというが、釣りはやったことがない。

MacBookAir12inchとの比較写真を載せてみる。ついでにさばいているところも。白子は燻製にして、身は塩漬けにした。頭は半割り。肉と干物は冷凍保存。黒毛和牛最高級な霜降りの肉。….の切り落とし。半分は焼肉で塩コショウでたべるのが楽しみだ。

このサイズの鮭を公園の噴水に放して小学生がつかみどりするというイベントもある。豪華ゲストも出て、地場産のほかにもうまいものが並ぶのだが、この牛肉がメインだ。会場では雨にもかかわらず火を起こす焼肉人たち。サーロインとかすごい切り身を焼くのである。十勝はさすが日本の食料庫。すごい祭りである。

%e3%81%97%e3%82%83%e3%81%91%e4%b8%8b%e3%82%8d%e3%81%97