昨年2015年4月、生まれも育ちも東京なわたし(すらいみー)と夫チャンシー(アフリカ木琴奏者)は、長年住んでいた東京小金井市から、北海道広尾郡大樹町にひっこしてきた。大樹町というのは、地図でいうと北海道の右下、十勝にある。東京で探したが、帯広から下の方は、なかなか観光マップや観光紹介ムック本などにも載っていない。酪農、農業、漁業などの産業がメインで、風景はヨーロッパのようで、ひろ〜い牧草地が続き、どこまでも広い、絵に描いたような北海道のイメージそのままのとてもいいところだ。最近あのホリエモンが住民票を移して少し話題になった人口6000人弱のだけどとても広い町だ。キャッチフレーズは「宇宙の町」。
多目的航空公園にはJAXAの実験場があったり、飛行船格納庫があったりする。
歴舟川という清流が町の中心部を流れ、山も川も海も近い。ほんとに十勝の食物自給率はダントツなんだな〜ということが感じられる、のどかな町だ。
この歴舟川という川は、なんと砂金が取れる。ちょっと上流の方に行って砂金取りや川がきれいなのでヤマメ、ヤマベ釣りの人たちも訪れるらしい。
自分の感覚的には引越し…なんだけど、移住者の仲間入りということになった。わたしたちが体験したことをブログに書いてみたら面白いんじゃないかという勧めもあって、このサイトを立ち上げた。引っ越してきて一年、どうでもいいことばかりかもしれないが、役に立つことも多少はあればいいかなと思っている。
写真は、うちの車サンバー、これで苫小牧までフェリーで来て大樹町入りした、たのもしい仲間だ。いまの状況、引越しのことなどおり混ぜて綴っていこうと思いますので、どうぞよろしく。