東京から引っ越してきて二年ばかりここに桜はほとんどないと思っていた。でも、今年はこの町にもずいぶん桜があるのを発見した。え?ここにも?といった感じで、見慣れたはずの風景のそこここに桜の樹がある。今まで見てきたはずなのに。
小金井公園は桜の名所で、毎年春になると見事なソメイヨシノが見られ、桜祭りも盛大だ。引っ越しの寸前も桜祭りで、引っ越しのかたずけの合間に盛大な花見をやってきた。北海道は季節が本州より遅いのでこっちも桜があると思ったがそうでもない。というか、ぜんぜん無い。…と思っていた。次の年、すこしはあるんだぁ。と何本かの桜を見かけた。そんな二年だった。環境が変わって、仕事が変わって、だんだん落ち着いたからなのかもしれないが、気づかなかったんだろうか?
今年はあっちにもこっちにも桜の木をみつけてちょっと嬉しくなった。ソメイヨシノとは違うので、咲き方も少し違うんだが、一斉に木々が緑になるのとともに桜も咲いてこっちはこっちで春到来だ。
でも、やっぱり不思議だ。川の土手も、丘の上も桜がたくさんある。