蕎麦

蕎麦屋「一秀」の高橋一秀さんは、蕎麦を畑で作るとこから一貫して旨い蕎麦を追求している。雑誌「スロウ」にもとりあげられたあの人だ。店はシーズンの土日くらいしかやっていないので、幻の蕎麦屋である。大樹町木工クラブ「くるみの会」の工房のすぐ近くに店を構え、だいたいは木工クラブの方に居るのだが…。ここで、創っている木工作品も素敵なものが多い。いろんなことを楽しんでやっている面白い人だ。

根っからのアーティストである。

一秀さんが会長を務める大樹町「蕎麦作り研究会」に入会した。ここには蕎麦打ち有段者も何人かいる伝統のそば研なのだ。大きなイベントとしては祭り会場での蕎麦屋出店、大樹町そば祭りの開催がある。そば祭りは毎年行っているが、是非自分で打てたらいいなあと思っていた。東京で北海道のそば粉を取り寄せて本を片手に打ってみたこともあった。自分で食べるので段を取ろうというわけではないので時々そば道場に行って打たせてもらって持ち帰る。行けるときは祭りを手伝い、毎月の会合にお邪魔する…そんなスタンスで参加することにした。

で、6月始めて打たせてもらった。いわゆる二八そばというやつだ。教えてもらいながらなので、うまくできた。これからきっと奥が深いそば打ちの世界なのだろう。今月もそば研の例会で打って持ち帰る。切った後の耳を持ち帰って、油で揚げたチップスも美味。

なんたって、大樹町産蕎麦、自分で手打ちである。

蕎麦持ち帰り用の容器も用意した。今月の蕎麦研は、今日だ。今晩も旨い蕎麦をたべよう!