この時期、鮭が産卵のため暦舟川を上ってくる。川辺に行くと手が届くくらいのところに鮭が泳いでいる。ぼろぼろになって産卵して死ぬ。そんなちょっと悲しい鮭をまじかに見られる。一生懸命段差を登る。そして、少しすると稚魚がそこらを泳ぐのが見えるようになる。生まれてきた稚魚と親鮭の死骸。ちょっとジーンとしてしまうこの時期の川だ。
地元のスーパーにも筋子が安くなってくる。昨年の秋、いくら網というのを早速買っていくらのしょうゆ漬けをつくった。今年もそんな時期だ。なにしろ大樹町内の海でとれるので、新鮮だ。塩を入れたぬるま湯で軽く洗って、いくら網の上でころがすと面白いように卵が下に落ちる。きれいに洗って、だし醤油につけて一日寝かせる。美味い!
鮭の白子も安い。いろいろ料理法があるが、燻製にして食べるのがお気に入りだ。塩漬けにしてから燻製するが、今年は柏林公園祭りで一匹買ったので、塩鮭にした身の方も燻製してみた。またまたこれが美味い。写真は白子と切り身とハラス部分。
ジャガイモは農家さんからの頂き物。形の悪いハート形のをたっぷりもらった。芋の種類もいろいろ出揃う時期だ。