いよいよ研修生生活も残り少なくなってきた。この研修生ってなんだったんだろうと思う。結局は何かのプラン(助成金企画)で人を置いておかなければいけないってことだったんだろうなあと今は思う。北海道はあっちもこっちもいろんな助成金企画があるからね〜。まあ、そこを埋めたおかげで今があるわけだし、どうこういっても始まらない。結局は移住のきっかけに過ぎないのだから。あそこのオーナーは高齢で病気もあったので、すでに亡くなって久しい。思い出はいろいろあって良い経験をさせてもらったと思っている。友人は、街中で出会ったりたま〜に訪ねて行ったりするくらい。彼女がガーナに住んでいてSkypeしてた頃の方が付き合いは濃かったかもしれないが、近いとなかなかいかないものである。
チャンシーもそろそろ仕事を探していた。3月から、ちょうどよく、介護施設のドライバーの口が見つかってそこに決まった。私は、思いついた。ここで溶け込む&生活が安定するには大きいところ、有名なところにしようと。豆をよりながらいろいろ作戦を練っていた。まあ最初の話とは大きく違い、いろいろあった研修生生活だったが、個人的には焚き火ざんまいでそれなりに楽しかったし、心機一転、ここでの生活をエンジョイしよう。
大樹町で一番有名で大きな工場は予想通り働き手を募集していた。あのチーズ工場である。研修生が3月末、面接に行ったら4月頭から来て欲しいとのこと…その間二日しかない…まあいいや。工場なので9時~5時を想像していたら、なんと早番は5:30出勤…。遅番は夜の10時までってのがある。まあ、やってみないとわからないので入ってみた。慣れるまでは、イジメられたりしたけど、なんでもこなせるようにあれもこれもと引き受けて、のし上がった。ここでよそ者の私が上手くやってくためには、決して深入りしないこと。常に傍観者の立場でいること。深入りはしないけどフレンドリーな立場でいること。勤務時間はきっちり守ること。その辺がうまくいくとなんとなく、だんだん馴染んでくる。イジメられることはもはや無くなった。入った時にバリバリだった人たちも定年を迎えシルバー派遣社員として復帰しているが出勤日は少ない。私世代は中堅になってきた。
こういう生活をしていると一週間があっという間で日にちも曖昧になるので、チャンシーに合わせて日曜は休むことにしている。(会社にお任せだと4日おきくらいに休みだけど)今もそこに勤めている。ペースも出来上がったがそろそろな感じもする。
契約社員とはいっても人生初めての社員生活。ボーナスも初めてもらった。
これからのこと、これからもよく考えていかないといけないなあ…とぼんやり思う今日この頃。ついては、研修生のまとめ的にこの記事を書いてみた。
ここ数年で、いかにも田舎スーパーだったスーパーマーケットがコープさっぽろの店舗になり、ローソンができてサツドラができて、来た頃とは随分違ってきた。フランスパンもそれなりにいいものが焼けるようになったのでパン屋もいらなくなり、食材が豊富に手に入ることとネットでスパイスなどをお取り寄せして美味しいものを満喫している。ここは車社会なのでもう一台の車は趣味と実益を兼ねたやつにしてsmart(二人乗り)からホンダビートと乗って楽しい奴にした。ビートはオープンカーなので楽しい。
幸いなことに田舎なので新型コロナの影響もあまりない。マスク必須とか公共の施設閉鎖でパンロゴクラブ がなかなかできないというのはあるが。どこそこで、患者が出たらしい…その程度だ。
ストーブと風呂がまも古〜いのがついていたが新調して住まいも快適だ。